無い時の辛抱ある時の倹約
読み方
ない とき の しんぼう ある とき の けんやく意味
お金や物が不足している時は不平を言わず耐えしのぎ、十分にある時でもむだ遣いせず倹約せよという戒め。苦しい時だけでなく、余裕のある時こそ将来に備えて節度を保つことが大切だという意味。由来
正確な出典や成立年代は不明。古くから庶民の家計訓・処世訓として伝わったことわざで、凶作・不景気・病気などで収入が途絶えることも多かった時代に、平時から倹約して備える生活の知恵を表したものと考えられる。近世から近代にかけて広く用いられたとみられる。備考
「有る時の倹約」と表記することも多い。家庭の金銭管理や経営上の節約を説く場面で使われ、やや教訓的・年長者らしい響きがある。例文
- 給料日前に苦しくなるのは仕方ないが、無い時の辛抱ある時の倹約を心がけよう。
- 祖母はいつも、無い時の辛抱ある時の倹約と言って、収入が多い月でも貯金を欠かさなかった。
- 会社の業績が好調な今こそ、無い時の辛抱ある時の倹約で無駄な支出を抑えるべきだ。
- 臨時収入が入ったからといってすぐ使わず、無い時の辛抱ある時の倹約で将来に備えた。
- 不景気になってから慌てるより、普段から無い時の辛抱ある時の倹約を実践しておくことが大切だ。
類義語
- 備えあれば憂いなし
- 転ばぬ先の杖
- 入るを量りて出ずるを制す
- 倹約は美徳
対義語
- 宵越しの銭は持たぬ
- あればあるだけ使う
- 後先考えずに使う