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火を見るより明らか

読み方

ひ を みる より あきらか

意味

物事の成り行きや事実が、少し考えれば疑いなくはっきりしていること。火の明るさが見ればすぐわかるように、だれの目にも明白で、反論の余地がないほど確かだという意味で使う。

由来

正確な初出年は不明。火は見ればその存在や明るさがすぐわかることから、「見れば疑いようがない」ほど明白であることをたとえた表現。成立時期は未詳だが、近世(江戸時代ごろ)までには広く通用していたと考えられる。

備考

強い断定を表すため、相手の見方を退ける響きが出ることもある。会話でも文章でも使うが、やや硬め。「火を見るよりも明らか」とも言う。

例文

  • こんな無理な日程では、計画が途中で破綻するのは火を見るより明らかだ。
  • 基礎を学ばずに応用だけを急げば、理解が浅くなるのは火を見るより明らかだ。
  • 証拠がこれだけそろっていれば、彼が関係していたことは火を見るより明らかだ。
  • 少子化がこのまま進めば、地方の人手不足が深刻化するのは火を見るより明らかである。
  • 約束を何度も破れば、相手の信用を失うのは火を見るより明らかだ。

類義語

  • 一目瞭然
  • 自明
  • 疑う余地がない
  • 誰の目にも明らか

対義語

  • 五里霧中
  • 判然としない
  • 不透明
  • 藪の中

このことわざに含まれる漢字

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