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流水腐らず戸枢螻せず

読み方

りゅうすい くさらず こすう ろうせず

意味

流れている水は腐らず、いつも回っている戸の軸は虫に食われないことから、絶えず動き、働き、学び、活動しているものは停滞せず、衰えたり害を受けたりしにくいというたとえ。人も組織も、動き続けることで活力を保てるという意味。

由来

中国の古典『呂氏春秋』尽数篇の「流水不腐、戸枢不螻(不蠹)、動也」に由来する。『呂氏春秋』は戦国時代末期、秦の呂不韋が食客に編ませた書で、成立は紀元前239年ごろ。流れる水と回り続ける戸の枢(軸)を、常に動くものは腐敗・虫害を免れることのたとえにした。

備考

漢語調で硬い表現。「螻せず」は現代語ではほぼ使われず、意味を補って説明されることが多い。文章・訓話・ビジネスの比喩に向く。

例文

  • 退職後も勉強会に通う父を見て、流水腐らず戸枢螻せずとはこのことだと思った。
  • 会社の制度も一度作って終わりではなく、流水腐らず戸枢螻せずで、定期的に見直す必要がある。
  • 毎日少しずつ体を動かしている祖母は元気で、まさに流水腐らず戸枢螻せずだ。
  • 知識は使わなければ古びるが、仕事で活用し続ければ磨かれる。流水腐らず戸枢螻せずである。
  • 新しい企画に挑戦し続けるチームは停滞しない。流水腐らず戸枢螻せずという言葉を思い出す。

類義語

  • 転がる石に苔むさず
  • 使っている鍬は光る
  • 人は働くほど若くなる

対義語

  • 淀む水は腐る
  • 淀む水に芥溜まる
  • 使わぬ鍬は錆びる

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