水は三尺流れれば清し
読み方
みず は さんじゃく ながれれば きよし意味
水はわずか三尺ほどでも流れれば澄んで清くなるように、人や組織も停滞せず動き続け、環境を入れ替えれば、腐敗や悪弊を防ぎ健全でいられるというたとえ。変化や循環の大切さを説く言葉。由来
成立時期・出典は未詳。三尺は約90センチで、「少しでも流れる水はよどまず清くなる」という生活上の観察から生まれた日本の俚諺と考えられる。近世、少なくとも江戸時代には水の流れを人事にたとえる諺が広く用いられていた。古い形では「水は三尺流るれば清し」ともいう。備考
やや古風で文章語的。日常会話では「流れる水は腐らず」の方が通じやすい。三尺は約90.9センチで、「少しでも動けばよい」という含みがある。例文
- 同じ部署に十年もいると考え方が固まる。水は三尺流れれば清しで、そろそろ異動も必要だろう。
- 毎朝少しでも掃除をして空気を入れ替える。水は三尺流れれば清しというが、店の雰囲気もそれで保たれる。
- 新しい人材を受け入れるのは大変だが、水は三尺流れれば清しで、組織には適度な循環が欠かせない。
- 悩みを抱え込まず、散歩でもして気分を動かしてみなさい。水は三尺流れれば清しだよ。
- 古い慣例を見直しただけで会議が活発になった。まさに水は三尺流れれば清しだ。
類義語
- 流水腐らず
- 流れる水は腐らず
- 戸枢螻せず
- 淀む水には芥たまる