棒ほど願って針ほど叶う
読み方
ぼうほど ねがって はりほど かなう意味
大きな望みを抱いても、実際にかなうのはごくわずかであるということ。願望や期待がそのまま実現することは少なく、世の中は思い通りになりにくいという戒めや嘆きを表す。由来
成立時期や初出は不詳。棒のように大きく願っても、針のように小さくしか実現しないという、身近な道具の大きさの対比から生まれたたとえ。近世以降の口承的なことわざと考えられる。備考
やや古風で文章語的な響きがある。期待外れを嘆く場面で使い、努力すれば必ず報われるという意味ではない。例文
- 新商品の売上は大ヒットを期待したが、結果は棒ほど願って針ほど叶うだった。
- 合格祈願までしたのに補欠にも入れず、棒ほど願って針ほど叶うとはこのことだ。
- 昇進を望んで何年も頑張ったが、少し手当が増えただけで、棒ほど願って針ほど叶う思いだ。
- 旅行で晴天を願っていたのに、晴れたのは半日だけ。まさに棒ほど願って針ほど叶うだ。
- 大口契約を狙って交渉したが、小さな注文に終わり、棒ほど願って針ほど叶う結果になった。
類義語
- 望みは大きく叶うは小さい
- 高望みは実り少なし
- 十を願って一を得る
対義語
- 願ったり叶ったり
- 大願成就
- 思う念力岩をも通す