柳は緑花は紅
読み方
やなぎ は みどり はな は くれない意味
柳は緑に、花は紅に咲くように、万物はそれぞれ本来の姿や持ち味をそのまま表しているということ。人や物にはそれぞれの個性があり、自然のままにある姿こそ美しい、という意味で用いられる。由来
中国の禅語「柳緑花紅」に由来し、「柳緑花紅真面目」ともいう。宋代(10〜13世紀)ごろの禅林で用いられ、日本には鎌倉〜室町期の禅文化を通じて広まったとされるが、正確な初出年は不明。備考
禅語としての響きが強く、日常会話より文章・講話・芸術論などで使われやすい。自然描写にも人生観にも用いられる。例文
- 子どもたちの作品はどれも違っていて、まさに柳は緑花は紅だ。
- 彼女は彼女らしく、彼は彼らしく働けばいい。柳は緑花は紅というものだ。
- 庭の景色を眺めていると、柳は緑花は紅の趣が感じられる。
- 全員に同じやり方を押しつけず、柳は緑花は紅の精神で育てたい。
- 地味な人も華やかな人も、それぞれに価値がある。柳は緑花は紅だ。
類義語
- 柳緑花紅
- それぞれの持ち味
- ありのまま
- 適材適所
- 十人十色
対義語
- 画一的である
- 十把一絡げ
- 千篇一律