月夜も十五日闇夜も十五日
読み方
つきよ も じゅうごにち やみよ も じゅうごにち意味
明るい月夜も暗い闇夜も一か月の中で同じくらいあるように、人生や物事にはよい時も悪い時もあり、どちらか一方だけがいつまでも続くわけではないというたとえ。幸不幸はめぐり合わせで変わる、という意味。由来
陰暦では一か月をおよそ三十日とし、月が出て夜が明るい時期と、月が見えず暗い時期がほぼ半分ずつあることに由来する。成立年は不詳だが、陰暦が生活の基準だった近世以前からの民間の言い回しと考えられる。備考
やや古風な表現で、日常会話より文章や年配者の会話で見られる。幸不幸の循環を静かに受け止めるニュアンスがある。例文
- 今年は仕事が不調だが、月夜も十五日闇夜も十五日、いずれ流れは変わるだろう。
- 勝ち続けている時ほど、月夜も十五日闇夜も十五日という言葉を忘れてはいけない。
- 失恋で落ち込む友人に、月夜も十五日闇夜も十五日だから元気を出してと言った。
- 会社の業績には波がある。月夜も十五日闇夜も十五日で、悪い時期をどう耐えるかが大切だ。
- 彼は成功しても驕らず、月夜も十五日闇夜も十五日と考えて慎重に行動している。
類義語
- 禍福は糾える縄の如し
- 楽あれば苦あり
- 人間万事塞翁が馬
- 浮き沈みは世の習い
対義語
- 弱り目に祟り目
- 泣きっ面に蜂
- 踏んだり蹴ったり