月とすっぽん
読み方
つきとすっぽん
意味
見た目や性質が似ているように思えても、実際には比べものにならないほど大きな差があることのたとえ。特に、価値・能力・品格などの隔たりが甚だしい場合に用いる。
由来
「月」は明るく美しいもの、「すっぽん(鼈)」は泥水に棲む地味な生き物で、同じ丸い形でも印象がまるで違うことから生まれたたとえ。成立年代は明確ではないが、近世(江戸時代)には一般に用いられていたとされる。
備考
「月と鼈」とも書く。強い優劣差を表すため、相手を貶す響きになりやすい。人物評価に使う際は配慮が必要。
例文
- 彼の実力と私の実力は月とすっぽんだ。
- 同じ高級車でも、最新モデルと旧型では月とすっぽんの差がある。
- 見た目は似た姉妹でも、性格は月とすっぽんだね。
- プロと素人を比べるなんて、月とすっぽんだよ。
- 値段は安いが品質は月とすっぽんで、結局高い方を買った。
類義語
- 雲泥の差
- 提灯に釣鐘
- 月に叢雲花に風
対義語
- 五十歩百歩