損して得取れ
読み方
そんしてとくとれ
意味
目先の小さな損や不利益をあえて受け入れてでも、将来の大きな利益や信頼を得るほうがよい、という教え。短期的な得にこだわらず、長い目で見て結果的に得になる選択をせよ、という意味。
由来
商取引や人間関係で、短期の損得より長期の利益・信用を重んじる経験則から生まれたことわざ。成立した正確な年代は不明だが、近世以降の町人文化・商人の処世訓として広く用いられるようになったとされる。
備考
「損して得取る」とも言う。金銭だけでなく信用・評判にも使う。無計画な損を勧めるのではなく、長期的に得になる見通しがある場合に用いる。
例文
- 今回は値引きしてでも契約を取ろう。損して得取れだ。
- クレーム対応で謝罪と返金をしたのは、損して得取れの判断だった。
- 彼は後輩に手柄を譲った。損して得取れで、結局信頼を得た。
- 目先の利益を削って品質を上げるのも、損して得取れの発想だ。
- 損して得取れと言うけれど、損の見込みと得の根拠は冷静に考えるべきだ。
類義語
- 損して得取る
- 損して得を取れ
- 損して得を取る
- 小利を捨てて大利を取る
- 急がば回れ
対義語
- 得して損取れ
- 目先の利益を追う