惚れて通えば千里も一里
読み方
ほれて かよえば せんり も いちり意味
好きな相手に会いに行くためなら、たとえ千里のような遠い道のりでも一里ほどに短く感じられるということ。恋心や強い情熱があれば、苦労や距離を苦にしないたとえ。由来
正確な成立年や初出は不明。日本の近世、特に江戸時代ごろから広まった俗諺とされる。「千里」は非常に遠い距離、「一里」は比較的短い距離を表し、恋に夢中な心が距離感を変えるという誇張表現から生まれた。備考
恋愛について使うことが多いが、趣味や目標への強い熱意にも比喩的に使える。やや古風で、会話では説明的に添えると自然。例文
- 彼は毎週末、県外の彼女に会いに行く。惚れて通えば千里も一里とはこのことだ。
- 片道三時間の道のりでも、好きな人に会えると思えば苦にならない。惚れて通えば千里も一里だね。
- 若いころの祖父は、祖母に会うために山を越えて通ったそうで、まさに惚れて通えば千里も一里だった。
- 遠距離恋愛は大変だが、二人を見ていると惚れて通えば千里も一里という言葉を思い出す。
- 彼女の店に通うためなら遠回りも平気らしい。惚れて通えば千里も一里だ。
類義語
- 恋路は千里
- 千里も一里
- 好きこそ物の上手なれ
対義語
- 面遠ければ心遠し
- 去る者は日々に疎し