悪妻は百年の不作
読み方
あくさい は ひゃくねん の ふさく意味
性質の悪い妻を持つと、家の中が乱れ、家運や暮らしが長く損なわれるという意味。『百年の不作』は、長年にわたる大きな損失のたとえで、妻の良し悪しが一家の幸福を左右するという昔の価値観を表す。由来
出典は明確でないが、中国由来の古い言い回しとされることが多い。悪い妻を迎えることは、百年続く凶作に等しいほど家に害をもたらす、という家父長的な発想から生まれた。日本での具体的な初出年は不明だが、少なくとも江戸時代ごろには知られていたと考えられる。備考
女性だけに家の不幸の責任を負わせる古い家父長的発想を含む。現代では差別的・時代錯誤と受け取られやすく、日常会話では避け、歴史的表現として扱うのが無難。例文
- 祖父は昔気質で、家庭がうまくいかない話になると『悪妻は百年の不作』だと口にした。
- その時代小説には、『悪妻は百年の不作』という古い価値観が色濃く反映されている。
- 国語の授業で先生は、『悪妻は百年の不作』を例に、ことわざに残る家父長制を説明した。
- 彼が離婚の愚痴の中で『悪妻は百年の不作』と言ったため、場の空気が一気に重くなった。
- 現代では差別的と受け取られやすく、『悪妻は百年の不作』ということわざを日常で使う人は少ない。
対義語
- 良妻賢母
- 内助の功