後悔先に立たず
読み方
こうかいさきにたたず
意味
してしまったことを後になって悔やんでも、過去は変えられず取り返しがつかないということ。だから失敗しないように前もってよく考え、用心すべきだという戒めにもなる。
由来
古くから用いられることわざで、成立した正確な年代・出典は不明。語句は「後悔(あとで悔やむこと)」が「先に立つ(先回りして起こる)」ことはない、つまり事が起きる前に後悔はできないという直訳的表現に基づく。江戸時代までには一般に広まっていたとされる。
備考
失敗後の嘆きに対して「今さら悔やんでも遅い」の意で用いる。相手を責める響きになり得るため、助言や自戒として使うと無難。
例文
- 締め切り前に確認しなかったせいで誤字だらけだ。後悔先に立たずだね。
- あのとき貯金しておけばよかったと今さら思っても、後悔先に立たずだ。
- 飲酒運転は一度の判断ミスで人生が変わる。後悔先に立たず、絶対にやめよう。
- 注意書きを読まずに契約して損をした。まさに後悔先に立たずだ。
- 試験勉強を先延ばしにして徹夜になった。後悔先に立たず、次は計画的にやる。
類義語
- 覆水盆に返らず
- 後の祭り
- 後悔しても始まらない
- 取り返しがつかない
対義語
- 備えあれば憂いなし
- 転ばぬ先の杖
- 先手必勝