後の雁が先になる
読み方
あと の かり が さき に なる意味
後から来た者や遅れて始めた者が、先にいた者を追い越して上位に立つこと。後輩が先輩をしのいだり、遅れた人が先行者に勝ったりする状況をいう。由来
雁が群れをなして飛ぶとき、後ろにいた雁が前へ出て先頭になる様子にたとえたことば。具体的な初出や成立年代は不詳だが、古くから日本語のことわざとして用いられてきた。備考
人の出世・上達・競争で使う。やや古風な表現で、日常会話より文章や解説で見かけることが多い。例文
- 入社は彼のほうが遅かったのに、今では部長だ。まさに後の雁が先になるだ。
- 新人選手がベテランを抜いて代表に選ばれ、後の雁が先になる結果となった。
- 勉強を始めたのは遅かったが、努力を重ねて首席になった。後の雁が先になるとはこのことだ。
- 後輩に先を越されて悔しいが、後の雁が先になることは珍しくない。
- 小さな会社だったあの企業が業界首位になり、後の雁が先になる例として語られている。
類義語
- 後生畏るべし
- 出藍の誉れ
- 青は藍より出でて藍より青し
対義語
- 先んずれば人を制す
- 後塵を拝する