待てば海路の日和あり
読み方
まてば かいろ の ひより あり意味
焦らずにじっと待っていれば、やがて物事を進めるのに適した時機や好機が訪れるという意味。困難な状況でも無理に動かず、辛抱強く時を待つことの大切さを表す。由来
由来は、船旅で天候や風向きが悪いときは無理に出航せず、海路に適した日和を待てば安全に進めることから。成立年は不明だが、帆船による海上交通が盛んだった近世、特に江戸時代には広まったとされる。備考
「海路」は船の通り道、「日和」はよい天候。単なる先延ばしではなく、適切な時機を辛抱強く待つ前向きな意味で使う。例文
- 今は売り上げが伸びなくても、待てば海路の日和ありで、好機を見極めよう。
- 焦って転職先を決めるより、待てば海路の日和ありと思って条件のよい求人を待つことにした。
- 交渉が行き詰まっているが、待てば海路の日和あり、相手の状況が変わるかもしれない。
- 投資で損が出ても慌てて売らず、待てば海路の日和ありと考えて様子を見た。
- 受験勉強の成果がすぐ出なくても、待てば海路の日和あり、努力を続ければチャンスは来る。
類義語
- 果報は寝て待て
- 急いては事を仕損じる
- 急がば回れ
- 石の上にも三年
対義語
- 善は急げ
- 思い立ったが吉日
- 先んずれば人を制す