待てば海路の日和あり
読み方
まてばかいろのひよりあり
意味
今は状況が悪くても、あせって無理に動かず時機を待てば、やがて航海に適した穏やかな天候(好機)が訪れ、物事はうまく運ぶというたとえ。辛抱して機会を待つことの大切さを説く。
由来
船で海路(航海)に出るには天候が重要で、荒天のときは出航を控えて「日和(よい天気)」を待つのが安全だったことから生まれた。いつ頃成立したかは不詳だが、近世以降の海運・航海の生活感覚を背景に広まったとされる。
備考
「海路」は航海の道、「日和」は好天の意。一般に「待てば海路の日和あり」が定型。誤って「回路」と書く例もあるが本来は「海路」。
例文
- 就職活動がうまくいかなくても、待てば海路の日和ありだ。焦らず準備を続けよう。
- 相場が荒れているときに無理に買うな。待てば海路の日和ありと言うだろう。
- 今は上司の機嫌が悪いから提案は見送ろう。待てば海路の日和ありだ。
- 治療は時間がかかるけれど、待てば海路の日和あり。きっと回復の兆しが出る。
- 新規事業は環境が整ってから動くべきだ。待てば海路の日和ありで、好機は来る。
類義語
- 待てば甘露の日和あり
- 待てば回路の日和あり
- 急がば回れ
- 果報は寝て待て
対義語
- 思い立ったが吉日
- 善は急げ
- 鉄は熱いうちに打て