帯を締める
読み方
おびをしめる
意味
無駄遣いをやめて支出を抑え、生活や経営を引き締めること。また、気持ちを引き締めて事に当たることをいう。文脈によって「節約する」「覚悟を決める・緊張する」の両方の意味で用いられる。
由来
和装で帯をきつく締めると身が引き締まり、姿勢や気持ちが整うことから生まれた比喩表現。いつ頃成立したかは明確でないが、帯が日常着だった江戸時代以前から自然に用いられてきたと考えられる(成立年代は不詳)。
備考
「財布の紐を締める」と近いが、帯は「身を引き締める」ニュアンスも出る。口語・文章どちらでも使える。金銭面の話では「帯を締めて暮らす」などが自然。
例文
- 物価が上がったから、今月は帯を締めて外食を控える。
- 赤字が続いているので、会社全体で帯を締める必要がある。
- 試験前だ。帯を締めて勉強に集中しよう。
- 旅行の出費がかさんだので、しばらく帯を締めて貯金する。
- 大事な商談の前に、帯を締めて臨むつもりだ。
類義語
- 倹約する
- 節約する
- 財布の紐を締める
- 緊縮する
- 身を引き締める
対義語
- 散財する
- 浪費する
- 放漫になる