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山高ければ谷深し

読み方

やま たかければ たに ふかし

意味

山が高いほど、そのそばの谷は深いということから、物事は一方が大きく優れているほど、反対の面や欠点・苦労・危険も大きくなりやすいというたとえ。成功や名声の大きさには、それに伴う影や反動があることをいう。

由来

高い山の周辺には深い谷ができるという自然の地形観察に基づくたとえ。正確な成立年代は不明だが、近世以降のことわざ資料に見られる表現で、江戸時代には同趣旨の言い回しが広まっていたと考えられる。

備考

成功・名声・才能などの「光」と、それに伴う苦労や危険を対比して使う。単なる地形説明ではなく、人生や仕事の比喩として用いられる。

例文

  • 急成長した会社ほど一度つまずくと損失も大きい。まさに山高ければ谷深しだ。
  • 彼は大スターになったが、その分プレッシャーも計り知れない。山高ければ谷深しというものだ。
  • 投資で大きな利益を狙うなら、大きなリスクも覚悟しなければならない。山高ければ谷深しだよ。
  • 才能が突出している人ほど、周囲との摩擦に悩むこともある。山高ければ谷深しだ。
  • この事業は成功すれば大きいが、失敗したときの痛手も深い。山高ければ谷深しを忘れてはいけない。

類義語

  • 光あるところに影がある
  • 栄枯盛衰
  • 盛者必衰
  • 高ければ高いほど風当たりが強い

対義語

  • 可もなく不可もなし
  • 中庸を得る

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