山より大きな猪は出ぬ
読み方
やま より おおきな いのしし は でぬ意味
どんなことが起きても、せいぜい限度があり、思っているほど大事にはならないというたとえ。必要以上に恐れたり心配したりせず、思い切ってやってみよという意味で使われる。由来
山から出てくる猪が、その山より大きいはずはないという自然な比喩に由来する。民間の経験から生まれたことわざとされるが、成立した正確な時期や初出は不明。近世以前から口承で広まった表現と考えられる。備考
やや古風で硬い言い方。「猪」は「しし」と読む場合もあるが、この表現では一般に「いのしし」と読まれることが多い。例文
- 失敗しても会社が潰れるわけではない。山より大きな猪は出ぬと思って挑戦しよう。
- 面接の前に緊張していたが、母に山より大きな猪は出ぬと言われて少し落ち着いた。
- 初めての海外出張で不安だったが、山より大きな猪は出ぬと考えて準備を進めた。
- 批判を恐れて発表をためらうな。山より大きな猪は出ぬ、まずは意見を出してみよう。
- 試験の結果が心配で眠れないが、山より大きな猪は出ぬのだから、今できることをするしかない。
類義語
- 案ずるより産むが易し
- 当たって砕けろ
- なるようになる
対義語
- 石橋を叩いて渡る
- 転ばぬ先の杖
- 用心に越したことはない