安物買いの銭失い
読み方
やすものがいのぜにうしない
意味
値段の安さだけで品物を買うと、品質が悪くてすぐ壊れたり役に立たなかったりし、結局は買い直しや修理で余計にお金がかかって損をする、というたとえ。目先の安さに飛びつくなという戒め。
由来
「安物(やすもの)を買うと銭(ぜに)を失う」という形で、江戸時代頃から口語的に広まったとされるが、正確な成立年は不詳。商取引が盛んになる中で、粗悪品や安売りに注意する教訓として定着した。
備考
「銭」は古風だが慣用句として固定。日常会話・ビジネス双方で使える。安さそのものを否定するより「安さだけで判断する危険」を言う表現。
例文
- セールで安い靴を買ったら一週間で壊れた。まさに安物買いの銭失いだ。
- 安い互換インクにしたらプリンターが詰まって修理代がかかった。安物買いの銭失いになったよ。
- 初期費用だけで選ぶと、後で維持費がかさむ。安物買いの銭失いにならないように比較しよう。
- 中古の格安家電は保証がないことも多い。安物買いの銭失いになりかねない。
- 品質を確認せずに最安値だけで発注すると、納期遅れで損をする。安物買いの銭失いだ。
類義語
- 安かろう悪かろう
- 安物買いの銭失い
- 安物買いは銭失い
- 安い買い物は高くつく
対義語
- 良い物は高い
- 安かろう悪かろう(※反対の立場として)