子に勝る宝なし
読み方
こ に まさる たから なし意味
親にとって、わが子ほど大切で価値のあるものはこの世にないという意味。財産や名誉よりも、子どもの存在そのものが何よりの宝であるという、親の深い愛情を表すことわざ。由来
正確な成立年は不明。古くは同義の「子に過ぎたる宝なし」が室町後期の歌謡集『閑吟集』(1518年)に見える。子を金銀財宝にたとえ、親にとって最も尊い存在とする考えから生まれた表現で、「過ぎたる」が「勝る」に言い換えられた形とされる。備考
親の愛情を表す温かい言い方。現代では、子の有無や家族観に関わる話題では押しつけにならないよう配慮が必要。「子に過ぎたる宝なし」ともいう。例文
- 豪邸より何より、元気に笑うわが子を見ると、子に勝る宝なしだと思う。
- 仕事で成功しても、家に帰って子どもに迎えられる瞬間は、子に勝る宝なしという気持ちになる。
- 祖母はいつも「子に勝る宝なし」と言って、家族を何より大切にした。
- 災害で家を失ったが、子どもたちが無事だったので、子に勝る宝なしと胸をなで下ろした。
- 新しい命を授かり、夫婦は子に勝る宝なしという言葉の意味を実感した。
類義語
- 子に過ぎたる宝なし
- 子は宝
- 子宝に勝る宝なし
対義語
- 子は三界の首枷