女房の妬くほど亭主もてもせず
読み方
にょうぼう の やく ほど ていしゅ もて も せず意味
妻がやきもちを焼くほどには、実は夫は女性にもてないということ。嫉妬や疑いは、当人が思うほど根拠がない場合が多い、という意味で使われる。由来
江戸時代の川柳に由来するとされる句。五・七・五の形をもち、夫婦間の嫉妬を滑稽に詠んだものがことわざとして定着した。初出の正確な年は不明だが、江戸中期〜後期(18〜19世紀ごろ)には広まっていたと考えられる。備考
やや古風でユーモラスな言い方。夫婦関係に限らず使えるが、相手の嫉妬をからかう響きがあるため、使い方には注意。例文
- 彼の帰りが少し遅いだけで浮気を疑うなんて、女房の妬くほど亭主もてもせずだよ。
- 夫が同僚の女性と話していただけで怒る妻に、母は「女房の妬くほど亭主もてもせず」と笑った。
- あの人は自分の恋人が人気者だと思い込んでいるが、女房の妬くほど亭主もてもせずというものだ。
- スマホを見ただけで疑うのはやりすぎだ。女房の妬くほど亭主もてもせずかもしれない。
- 友人は彼氏の飲み会を心配しているが、周囲からは女房の妬くほど亭主もてもせずと言われている。
類義語
- 取り越し苦労
- 杞憂
- 疑心暗鬼
対義語
- 火のない所に煙は立たぬ