漢字辞典.com

命あっての物種

読み方

いのちあってのものだね

意味

命があってこそ、財産・仕事・楽しみなどあらゆることが成り立つということ。まず生き延びることが最優先で、命を失えば他のものは何も意味をなさない、という教え。

由来

「物種(ものだね)」は物事の“もと・たね”の意。命が万事の根本であるという考えから生まれた言い回しで、成立年代は明確ではない(江戸期以前からの口語表現とされるが確証は不詳)。一般には「命あっての物種(だね)」の形で広く用いられる。

備考

災害・事故・病気など「生死」に関わる場面で、助かったことを安堵しつつ教訓として言う。後に続けて「まずは体(命)が大事」と諭す用法が多い。

例文

  • 地震で家は壊れたが、家族が無事でよかった。命あっての物種だね。
  • 無理な残業で倒れたと聞いた。命あっての物種、まず休んでほしい。
  • 危ない運転はやめろよ。命あっての物種なんだから。
  • 商売は大事でも健康を崩したら元も子もない。命あっての物種だ。
  • 遭難しかけたけど助かった。命あっての物種、これからは準備を徹底する。

類義語

  • 命あっての物だね
  • 命あっての物種
  • 命あっての物
  • 命あっての物の種
  • 命あっての物種だ

対義語

  • 命より物
  • 死んで花実が咲くものか

このことわざに含まれる漢字