口は心の使い
読み方
くちは こころの つかい意味
人が口にする言葉には、その人の考えや気持ち、品性が自然に表れるということ。どれほど隠そうとしても、話し方や言葉選びには心の中がにじみ出るので、発言には気をつけるべきだ、という戒めとしても使う。由来
成立時期・初出は未詳。口は心の命を受けて動く『使い』のようなものだ、という比喩から生まれた表現で、言葉には本心や人柄が現れるという考えを示す。古くから用いられてきたことわざだが、明確な初出年代ははっきりしない。備考
言葉遣いを戒めたり、発言に人柄が表れると述べたりする場面で使う。やや古風な言い回しだが、意味は通じやすい。例文
- 乱暴な言葉が多いと人柄まで疑われる。口は心の使いというから、話し方には気をつけたい。
- 彼のまっすぐな謝罪を聞いて、口は心の使いだと感じた。
- 面接では、口は心の使いを忘れず、誠実な気持ちが伝わる言葉を選んだ。
- 子どもには『口は心の使いだよ』と言って、思いやりのある言い方を教えている。
- 悪口ばかり言っていると本心までそう見える。まさに口は心の使いだ。
類義語
- 口は心の門
- 目は口ほどに物を言う
- 言葉は心の表れ
対義語
- 口と腹は別
- 面従腹背
- 口に蜜あり腹に剣あり