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冬至十日経てば阿呆でも知る

読み方

とうじ とおか たてば あほう でも しる

意味

冬至から十日ほど過ぎれば、昼の時間が少し長くなったことは、どんな鈍い人にも分かるほどはっきりする、という意味。転じて、小さな変化でも時間がたてば誰の目にも明らかになることをいう。

由来

「冬至」は中国由来の二十四節気の一つで、日本には古代(飛鳥時代ごろ)までに暦法とともに伝わった。ことわざ自体の成立時期・初出は不明。冬至を過ぎると日脚が伸び始めるという実感を、暦や農作業に親しんだ日本の民間生活の中で言い表した季節のことわざと考えられる。近世(江戸時代ごろ)にはこの種の暦に基づく言い習わしが広く用いられていた。

備考

「阿呆」は蔑称なので、人に直接向ける言い方は避けたい。主に季節の話題に使い、比喩として「変化は時間とともに明白になる」の意でも用いる。

例文

  • 冬至十日経てば阿呆でも知るというが、正月を過ぎるころには夕方の空が少し明るく感じられる。
  • 祖父は毎年、年末になると「冬至十日経てば阿呆でも知る」と言って、日脚の伸びを楽しみにしている。
  • 寒さはまだ厳しいが、冬至十日経てば阿呆でも知るように、帰宅時の道は以前ほど暗くない。
  • 新しい勉強法の効果は最初は分からなかったが、二週間続けると冬至十日経てば阿呆でも知るほど成績に表れた。
  • 地道な改善も積み重ねれば、冬至十日経てば阿呆でも知るで、やがて周囲が成果に気づく。

類義語

  • 冬至を過ぎれば日が伸びる
  • 日脚が伸びる
  • 一陽来復
  • 冬至から畳の目ほど日が伸びる

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