借りる時の地蔵顔返す時の閻魔顔
読み方
かりる とき の じぞうがお かえす とき の えんまがお意味
人は金品を借りるときには地蔵のように穏やかで低姿勢な顔をするが、返す段になると閻魔のように不機嫌で恐ろしい顔をする、という意味。借りた側が恩を忘れ、返済を渋ったり開き直ったりしがちなことを戒める言葉。由来
由来の正確な成立年は不明。慈悲深く穏やかな表情で信仰される地蔵菩薩と、罪人を裁く恐ろしい閻魔大王の顔を対比した表現で、近世以降の庶民の金銭貸借に関する戒めとして広まったと考えられる。備考
金銭貸借への戒めとして使う。相手を強く非難する響きがあるため、本人に直接言うと角が立ちやすい。例文
- 友人は借りるときだけ丁寧だったが、返済を求めると不機嫌になり、まさに借りる時の地蔵顔返す時の閻魔顔だった。
- お金の貸し借りは、借りる時の地蔵顔返す時の閻魔顔になりやすいから、親しい間柄でも慎重にしたほうがいい。
- 彼は頭を下げて借りに来たのに、返す段になると逆切れした。借りる時の地蔵顔返す時の閻魔顔とはこのことだ。
- 少額だから大丈夫と思って貸したが、催促した途端に態度が変わり、借りる時の地蔵顔返す時の閻魔顔を思い知らされた。
- 母は昔から、借りる時の地蔵顔返す時の閻魔顔というから、金銭の貸し借りは記録を残しなさいと言っていた。
類義語
- 借りる時の恵比須顔返す時の閻魔顔
- 借りる時はえびす顔返す時は閻魔顔
- 喉元過ぎれば熱さを忘れる
- 雨晴れて笠を忘る
- 恩を仇で返す
対義語
- 恩を忘れない
- 借りたものは返す