二八月は船頭のあぐみ時
読み方
にはちがつ は せんどう の あぐみどき意味
二月と八月は天候や海の具合が悪く、船頭が仕事に困る時期だということ。転じて、二月と八月は商売や仕事が暇になりやすい、いわゆる閑散期であることのたとえ。由来
成立年代は不詳。陰暦二月・八月は季節の変わり目で風波が立ちやすく、船頭が出船や仕事に難儀したことに由来するとされる。近世、江戸時代ごろの商い・交通の経験から広まった俚諺と考えられる。備考
「二八」は現代の商業でも閑散期の俗称として使われる。古風な表現なので、日常会話では説明を添えると伝わりやすい。例文
- 毎年二月は予約が減るが、二八月は船頭のあぐみ時というから仕方ない。
- 八月の売り上げが落ちたのを見て、店主は二八月は船頭のあぐみ時だと苦笑した。
- 観光地でも平日は客足が鈍く、二八月は船頭のあぐみ時を実感する。
- 二八月は船頭のあぐみ時とはいえ、暇な時期こそ新商品の準備を進めたい。
- 営業部では、二八月は船頭のあぐみ時にならぬようキャンペーンを打った。
類義語
- 二八
- 二八月は商いの暇
- 閑散期
対義語
- 書き入れ時
- 稼ぎ時
- 繁忙期