一寸の光陰軽んずべからず
読み方
いっすん の こういん かろんず べからず意味
ほんのわずかな時間でも、むだにしたり軽く考えたりしてはいけないということ。特に若いうちの時間は貴重であり、勉学や仕事に励むべきだという戒めとして使われる。由来
中国・南宋の儒学者、朱熹(1130〜1200)の詩「偶成」の一句「少年老い易く学成り難し、一寸の光陰軽んずべからず」に由来するとされる。成立は12世紀後半ごろ。日本では江戸時代以降、漢学教育を通じて広く知られるようになった。備考
「一寸」はごくわずか、「光陰」は月日・時間の意。文語的でやや硬い表現。単独でも使うが、「少年老い易く学成り難し」と続けて引用されることも多い。例文
- 先生は受験を控えた私たちに、『一寸の光陰軽んずべからず』と繰り返し言い聞かせた。
- 受験生の今こそ、一寸の光陰軽んずべからずの心構えで毎日を過ごしたい。
- 締め切りが近いのに遊んでばかりいる弟に、『一寸の光陰軽んずべからず』だよと注意した。
- 新人研修では、一寸の光陰軽んずべからずという考えから、空き時間の使い方まで見直すよう求められた。
- 若いうちは特に一寸の光陰軽んずべからずで、日々の積み重ねが将来を大きく左右する。
類義語
- 寸陰を惜しむ
- 光陰矢のごとし
- 時は金なり
- 歳月人を待たず
- 少年老い易く学成り難し