ほえる犬は噛まぬ
読み方
ほえる いぬ は かまぬ意味
むやみに大声で威嚇したり、強がりを言ったりする人ほど、実際には行動に移す力や勇気がないものだというたとえ。口先だけで相手を脅す人を冷静に見よ、という戒めにも使われる。由来
犬は相手を怖がらせるために吠えるが、本当に噛みつく犬はむやみに吠えないという観察に基づくたとえ。西洋にも英語 “Barking dogs seldom bite.” など同趣旨のことわざがあり、日本での初出年は不明。近代以降に広く用いられたと考えられる。備考
相手を見下す響きがあるため、本人に直接言うと失礼になりやすい。漢字では「吠える犬は噛まぬ」と書く。例文
- 彼は会議で怒鳴ってばかりいるが、ほえる犬は噛まぬで、実際には何も決められない。
- あの上司の脅し文句を真に受けなくていいよ。ほえる犬は噛まぬというだろう。
- ネットで強い言葉を使う人ほど、現実では動かない。まさにほえる犬は噛まぬだ。
- ライバル会社は派手に宣伝しているが、ほえる犬は噛まぬかもしれないので、冷静に数字を見よう。
- 彼の大げさな挑発に乗る必要はない。ほえる犬は噛まぬと思って受け流した。
類義語
- 弱い犬ほどよく吠える
- 能ある鷹は爪を隠す
- 空き樽は音が高い
- 大言壮語
対義語
- 弱い犬ほどよく吠える?(意味が近いため反対語としては不適)